翻訳と辞書
Words near each other
・ 時津町立時津小学校
・ 時津町立時津東小学校
・ 時津町立鳴北中学校
・ 時津町立鳴鼓小学校
・ 時津英裕
・ 時津警察署
・ 時津賢児
・ 時津風
・ 時津風 (相撲)
・ 時津風 (磯風型駆逐艦)
時津風 (陽炎型駆逐艦)
・ 時津風一門
・ 時津風正博
・ 時津風親方
・ 時津風部屋
・ 時津風部屋力士暴行死事件
・ 時流
・ 時流に乗って泳ぐ
・ 時浪春樹
・ 時海結以


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

時津風 (陽炎型駆逐艦) : ミニ英和和英辞書
時津風 (陽炎型駆逐艦)[ときつかぜ]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [とき]
  1. (n-adv,n) (1) time 2. hour 3. (2) occasion 4. moment 
: [ふう, かぜ]
  1. (adj-na,n,n-suf) method 2. manner 3. way 
: [よう]
  1. (adj-na,n-adv,n) way 2. manner 3. kind 4. sort 5. appearance 6. like 7. such as 8. so as to 9. in order to 10. so that 1 1. yang 1
陽炎 : [かげろう, ようえん]
 【名詞】 1. heat haze 2. shimmer of hot air
: [ほむら, ほのお]
 【名詞】1. flame 2. blaze
: [かた]
 【名詞】 1. mold 2. mould 3. model 4. style 5. shape 6. data type 
駆逐 : [くちく]
  1. (n,vs) extermination 2. expulsion 3. destruction 
駆逐艦 : [くちくかん]
 【名詞】 1. destroyer 
: [かん]
  1. (n,n-suf) warship 

時津風 (陽炎型駆逐艦) : ウィキペディア日本語版
時津風 (陽炎型駆逐艦)[ときつかぜ]

時津風(ときつかぜ)は、大日本帝国海軍駆逐艦#達昭和14年8月p.30『達第百三十八號 艦艇製造費ヲ以テ昭和十三年度及同十四年度ニ於テ建造ニ着手ノ砲艦一隻及驅逐艦二隻ニ左ノ通命名ス 昭和十四年八月二十五日 海軍大臣 米内光政|株式會社藤永田造船所ニ於テ建造 砲艦 隅田(スミダ)|舞鶴海軍工廠ニ於テ建造 驅逐艦 天津風(アマツカゼ)|浦賀船渠株式會社ニ於テ建造 驅逐艦 時津風(トキツカゼ)』〕。陽炎型駆逐艦の10番艦である〔#昭和16年12月31日現在10版内令提要追録第10号原稿巻2.3p.8『驅逐艦|一等|陽炎型|陽炎、不知火、黒潮、親潮、早潮、夏潮、初風、雪風、天津風、時津風、浦風、磯風、濱風、谷風、野分、嵐、萩風、舞風、秋雲』〕。
この名を持つ帝国海軍の艦船としては2隻目(初代は磯風型駆逐艦時津風)。
== 艦歴 ==
浦賀船渠で建造され、1939年(昭和14年)2月20日起工。同年8月25日、姉妹艦の天津風と共に「時津風(トキツカゼ)」と命名される〔。11月10日に進水、1940年(昭和15年)9月1日附で駆逐艦天霧駆逐艦長中原義一郎中佐は、時津風艤装員長に任命される。なお中原は、白露型駆逐艦4番艦夕立艤装員長〔昭和11年7月16日 官報第2861号。国立国会図書館デジタルコレクション 永続的識別子 info:ndljp/pid/2959342 p.5〕および初代駆逐艦長〔昭和11年11月04日 官報第2953号。国立国会図書館デジタルコレクション 永続的識別子 info:ndljp/pid/2959435 p.7〕だった。
時津風は12月15日に竣工〔#昭和16年6月30日現在艦船要目公表範囲p.20『時津風|(艦性能略)|浦賀船渠會社|14-2-20|14-11-10|15-12-15|(艦兵装略)』〕。同日附で中原艤装員長も制式に時津風初代駆逐艦長となる。呉鎮守府籍。浦賀船渠で建造された陽炎型としては3隻目となった。
*舞鶴海軍工廠:(1)陽炎、(4)親潮、(9)天津風、(15)野分、(16)嵐
*浦賀船渠:(2)不知火、(5)早潮、(10)時津風、(13)浜風、(17)萩風、(19)秋雲
*藤永田造船所:(3)黒潮、(6)夏潮、(11)浦風、(14)谷風、(18)舞風
*神戸川崎造船所:(7)初風
*佐世保海軍工廠:(8)雪風、(12)磯風
当時、第二水雷戦隊(司令官後藤存知少将)・第16駆逐隊(駆逐隊司令島崎利雄大佐)は陽炎型3番艦黒潮、7番艦初風、8番艦雪風で構成されており、紀元二千六百年記念行事に伴う紀元二千六百年特別観艦式にも第16駆逐隊はこの3隻で参加している。その後、陽炎型9番艦天津風(12月15日附)及び10番艦(本艦)の就役と第16駆逐隊加入に伴い、黒潮は第15駆逐隊に転出した〔#陽炎型、2014115頁『第十六駆逐隊』〕。
1941年(昭和16年)7月25日、島崎司令は軽巡川内艦長へ転任、渋谷紫郎大佐(前職第7駆逐隊司令)が第16駆逐隊新司令として着任した。
9月15日、第二水雷戦隊司令官五藤存知少将も第六戦隊(青葉加古衣笠古鷹)司令官へ転任、後任の二水戦司令官は田中頼三少将となった。
太平洋戦争開戦時、第二水雷戦隊(司令官田中頼三少将:旗艦神通)は第15駆逐隊(夏潮、黒潮、親潮、早潮)、第8駆逐隊(大潮、朝潮、満潮、荒潮)、第16駆逐隊、第18駆逐隊(不知火、霞、陽炎、霰)をもって構成されており、第16駆逐隊は第1小隊(司令艦:雪風、時津風)/第2小隊(天津風、初風)という編成であった〔#S1612二水戦日誌(1)pp.7-8『(ハ)十二月中ノ2sd艦隊区分』〕。なお第8駆逐隊は南方部隊本隊、第18駆逐隊は南雲機動部隊に所属しており、第二水雷戦隊の直接指揮下になかった。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「時津風 (陽炎型駆逐艦)」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.